
「ブリーチなしダブルカラーにしたけど、思ってた色と違った…」
そんな経験、あなたもありませんか?
色味が違う、暗すぎる、透明感が足りない…。
せっかく勇気を出して染めたのに、 イメージと違う仕上がりになってしまうのは本当にもったいないです。
でも安心してください。
ブリーチなしダブルカラーという選択肢でも、色味の誤差を最小限に抑える方法はあります。
この記事では、ブリーチなしダブルカラーで失敗しないためのオーダーの伝え方や、 よくある誤解とその対処法を、実際の美容室でのやりとりを想定しながら詳しく解説します。
ブリーチなしダブルカラーとは?基本を確認!
まずはおさらいです。
ブリーチなしダブルカラーとは、髪の赤みを抑えるためにベースカラーを入れた後、さらに希望の色を重ねる2回工程のカラー施術。
ブリーチを使わないため、髪への負担が少なく、 自然な透明感と色持ちの良さが魅力です。
ただし、明るさや鮮やかさには限界があるので、 正しいオーダーが失敗を防ぐ最大のカギになります。
失敗あるある!こんなブリーチなしダブルカラーは避けたい
「思ったより暗い…」
これはかなり多いケースです。
希望の色味は伝えたけど、仕上がってみたら沈んだ印象だった…というパターン。
理由:髪質や履歴により、ベースの明るさが足りなかったり、補色が強く入りすぎてしまうことが原因です。
「透明感が出ない…」
写真のような柔らかい透明感カラーを期待していたのに、 仕上がりが重たく感じたことはありませんか?
透明感は、明るさ×色味×ツヤのバランスで作られます。
オーダー時に「暗めで」とだけ伝えてしまうと、 コントラスト不足でのっぺり見えてしまうこともあります。
① 写真は3枚以上見せるのが鉄則
1枚だけでは色の印象は偏ります。
・室内光と自然光での違い ・加工の有無 ・髪質との相性
を比較できるように、 できれば異なる角度や明るさの写真を複数用意してください。
② 「赤みを消したい」「くすみが欲しい」など目的を伝える
「グレージュにしたい」より、 「赤みを消したくて柔らかく見せたい」と伝える方が、 美容師にとって再現しやすいです。
目的が明確だと、配合や塗布時間の微調整もしやすくなります。
③ カラー履歴と髪の状態は正直に!
特に黒染めやセルフカラーの履歴がある場合は要注意です。
ブリーチなしダブルカラーでは思ったより色が入りにくくなったり、 ムラになる可能性が高いです。
遠慮せず、ありのままを伝えることが、成功の第一歩です。
④ トーンと色味のバランスを擦り合わせる
例えば「暗めのベージュ」でも、 人によって明るさの感覚は違います。
数字で言うと、7トーンなのか9トーンなのか、 具体的にトーンレベルも一緒に確認しましょう。
ブリーチなしダブルカラーのメリット・デメリット
メリット
- 髪のダメージを最小限に抑えられる
- ナチュラルな透明感が出せる
- 色持ちが比較的良い
- 髪質改善やケアカラーと併用しやすい
デメリット
- 明るさや鮮やかさに限界がある
- 染まりづらい髪質にはやや不向き
- 過去の履歴によって色のブレが起きやすい
ただし、これらのデメリットも 事前カウンセリングと共有でしっかりカバーできます。
まとめ|成功のカギは「情報共有」と「目的の明確化」
ブリーチなしダブルカラーで思い通りの色味を手に入れるには、 美容師とのコミュニケーションが何よりも大切です。
・写真を複数見せる ・希望の雰囲気ではなく目的を伝える ・履歴や髪質を正直に話す ・トーンと色味を一緒に確認する
この4つを意識すれば、 「思ってた色と違う…」という失敗はグッと減らせます。
【水口莉沙指名】ブリーチなしダブルカラー
THE DIAMONDでは、あなたの髪質・履歴・理想に寄り添ったカラー提案をいたします。