
「透明感カラーって言ったのに、仕上がりが全然違った…」
そんな経験、あなたにはありませんか?
SNSで見たような柔らかくて透ける色味を想像していたのに、 実際は暗くて重たい印象になってしまった。
透明感カラーという言葉だけで希望を伝えると、意外と伝わらないことが多いんです。
今回は、美容室でのオーダー時に「透明感カラー」と言うと失敗しやすい理由と、 本当に伝えるべき内容について詳しく解説します。
透明感カラーって何?意外と曖昧な言葉の正体
「透明感カラー」はここ数年で定番化した人気ワードですが、 実は定義がとても曖昧なカラー用語です。
あなたがイメージしている透明感と、 美容師が理解している透明感がズレていることが、失敗の原因になります。
透明感=明るさ?それともくすみ?
透明感という言葉には、実は複数の要素が含まれています。
- 明るさ(トーン)
- くすみ感(グレージュやブルー系)
- ツヤ感や光の抜け感
つまり、透明感カラー=明るくて淡い色というわけではなく、 暗めでも透明感を感じさせることができるのです。
「透明感カラー」で失敗する3つの理由
1. 仕上がりイメージが人によって違いすぎる
「暗めで透明感が欲しい」とオーダーしても、 美容師が思い浮かべる仕上がりと、 あなたのイメージが食い違うことがあります。
その結果、暗すぎたり、思ったより重く見えたりすることも。
2. 写真が加工されているケースが多い
SNSで見た透明感カラーの写真、 実はほとんどが光やフィルターで補正されていることが多いです。
実際に再現するのが難しいこともあるため、 理想のイメージをそのまま伝えるだけでは不十分なのです。
3. 髪のベース状態が考慮されていない
ブリーチなしでの透明感カラーを希望していても、 ベースに赤みが強く残っていたり、 セルフカラーの履歴があると色味が出にくい場合があります。
状態に合ったカラー設計をしないと、失敗につながります。
失敗を防ぐために伝えるべき4つのポイント
1. なりたい色を「色味・明るさ・質感」で具体化する
「グレーっぽくて、9トーンくらいの柔らかい色味にしたい」など、 色味・トーン・透明感の質感を明確にしましょう。
ぼんやりとした表現よりも、具体的な言葉で伝えるのがコツです。
2. 光の下での見え方まで話す
「自然光で透けて見えるようにしたい」 「室内では落ち着いて見えてほしい」
このように、シチュエーション別の見え方も共有すると、 カラーの調整がしやすくなります。
3. 加工なしの写真を複数見せる
イメージ写真はできるだけ加工なしで、明るさや角度が異なるものを3枚以上用意すると効果的です。
それによって、美容師とあなたの「透明感」の感覚をすり合わせやすくなります。
4. 髪の履歴と現在の状態を正直に伝える
「何ヶ月前にカラーしたか」「黒染めの有無」「セルフカラー経験」など、 履歴を細かく伝えることで、発色の予測がしやすくなります。
遠慮せずに伝えることで、理想の透明感カラーに近づけます。
透明感カラーのメリット・デメリット
メリット
- 垢抜けた印象になれる
- 柔らかさや女性らしさがアップ
- ナチュラルでおしゃれに見える
- 光の当たり方で印象が変わって楽しめる
デメリット
- 色落ちが早いものもある
- 髪質によっては赤みが残りやすい
- ベースの髪の明るさによって制限される
まとめ|透明感カラーで失敗しないために
透明感カラーを希望するなら、 「透明感」という言葉に頼らず、
自分の理想を具体的な言葉と写真で伝えることが成功のカギです。
- 色味・明るさ・質感の3点を明確に
- 光による見え方の違いを共有
- 写真は加工なしで複数用意
- 髪の履歴をしっかり伝える
この4つを意識すれば、 「思ってた色と違う…」という後悔はぐっと減らせます。
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