
「ダブルカラーって透明感は出るけど、色持ちが悪いんじゃない?」
そんなふうに感じたこと、あなたもありませんか?
特にブリーチなしのダブルカラーに挑戦したいけど、 「すぐに落ちるのが嫌」「赤みが残りそう」など、 不安があってなかなか踏み出せない方も多いと思います。
でも実は、ダブルカラーならではの色設計を工夫すれば、 透明感と色持ちはしっかり両立できるんです。
今回は、色持ちと透明感を最大限に引き出すための秘訣を、 美容師目線でわかりやすくお伝えします。
ダブルカラーとは?仕組みと魅力を理解しよう
髪に色を2回入れるカラー技術のこと。
一般的には、ベースの色を一度明るく整えたあとに、 もう一度希望の色味をのせる、2ステップの施術になります。
ここで大事なのは、必ずしもブリーチを使う必要はないという点。
ブリーチなしのダブルカラーでも、 赤みを消して柔らかく透ける色味に仕上げることは十分可能です。
透明感を出すコツは“ベースの整え方”にある
赤みを抑えたベースカラーで透け感アップ
日本人特有の赤みやオレンジ味がある髪に、 いきなり希望色をのせても、どうしても濁ってしまいます。
そこで有効なのが、1回目のカラーで赤みを丁寧に取り除くこと。
このベースづくりが、2回目のカラーでの透明感に直結します。
透明感の鍵はトーンと配色バランス
明るくするほど透明感は出やすくなりますが、 明るすぎると色持ちが悪くなるというデメリットも。
そのため、明るさ・彩度・濃さの3つのバランスを見ながら調整することが重要です。
ダブルカラーで色持ちを良くするには?
深みのある色で“抜けても可愛い”を作る
ネイビーやラベンダーグレージュなど、 深みのある色味を2回目に入れると、褪色してもくすみ感が残りやすい
色落ちを前提に設計することで、長く楽しめます。
髪質改善カラーやトリートメントでサポート
髪が傷んでいると、キューティクルが開いて色素が流れやすくなります。
そこでおすすめなのが、髪質改善トリートメントを同時施術すること。
ダブルカラーと同時にケアすれば、 手触りも色持ちも格段にアップします。
メリット・デメリットを知って選ぶ
ダブルカラーのメリット
- 色味の幅が広がる
- 赤みをしっかり消せる
- 透明感とツヤ感が出やすい
- 柔らかく洗練された印象に見える
ダブルカラーのデメリット
- 時間と工程がやや多い
- 色落ちが早い場合がある(特に淡いカラー)
- ブリーチなしでも多少のダメージがある
ですが、これらのデメリットも 適切なカラー設計とケアでしっかり対策できます。
ダブルカラーで成功するための4つのポイント
1. イメージ写真は必ず複数用意する
色味の再現性を高めるには、 違う光・角度・シチュエーションの写真を3枚以上見せるのが理想です。
2. 「透明感がほしい」ではなく目的を伝える
「赤みを消したい」「柔らかく見せたい」など、 透明感という表現を具体化して伝えましょう。
3. 髪の履歴は正直に伝える
過去のセルフカラーや縮毛矯正などの施術歴は、 発色や色持ちに大きく影響します。
必ずカウンセリング時に共有してください。
4. アフターケアもダブルで考える
洗浄力の強いシャンプーや熱ダメージは、 透明感カラーの色落ちを早める原因に。
カラーケアシャンプーやアウトバストリートメントで補強を。
まとめ|ダブルカラーは「透明感×色持ち」を叶える選択肢
ダブルカラーはただの“おしゃれカラー”ではありません。
ベース設計や色選び、ケアまでしっかり考えれば、 透明感と色持ちの両方が叶う理想のカラーになります。
もし、あなたが色落ちや赤みに悩んでいるなら、 ブリーチなしのダブルカラーは最適な選択かもしれません。
【水口莉沙指名】ブリーチなしダブルカラー
THE DIAMONDでは、髪質・履歴・理想に合わせた あなただけのダブルカラーをご提案します。